2024年10月19日(土)~20日(日)の2日間にかけて、「第40回くすのき祭」が行われました。今年度は開校以来40回となる節目を記念し、パンフレットには、歴代全てのパンフレットを集めた40年間の軌跡を振り返る特集ページを作成いたしました。
今年度から大きく変わったこととして、暑熱対策のため例年の9月実施を1か月遅らせました。秋らしく清々しい気候の中、9,395名もの来校者をお迎えすることができました。くすのき祭は例年、在校生を含めると1万名以上の大規模なお祭りですが、学校祭実行委員会の委員生徒が文字通り「縁の下の力持ち」として、影ながら淀みなく運営することができました。今年度の委員会は組織の改編を進め、学内のセレモニー・後夜祭を企画するイベント企画部、キッチンカーやパンフレットの作成を行う外務部、そして装飾物を作成する装飾部として活動を行いました。機能的になったと同時に、与えられた仕事が終わると積極的に他部署を手伝いに行く姿も見られました。今後も良い伝統となってくれると思います。
今年度からは、くすのき祭全体のテーマというものをなくしました。テーマとは、学校祭の企画や装飾を作る芯のようなもので、その年のくすのき祭を象徴します。40年間のテーマの中で印象的なものは第14回くすのき祭から始まった「REVOLUTIONの10年間」と、その後の第24回くすのき祭から始まった「虹の7年計画」です。この間には、正門からのアプローチである銀杏並木に看板を設置したり、4号館の窓絵がつくられるようになったりと、現在のくすのき祭の装飾の原型がつくられてきました。しかし、その反面、テーマがあることが各クラスの創作の足かせのようにもなっておりました。そういった経緯から今回からは、「くすのき祭」という名称自体をテーマとし、各企画の自由度を増すことで生徒の可能性をより引き出そうという意図が込められています。一人一人が最大限個性を発揮して企画を準備・運営し、来校者をもてなし、楽しんでいただくことが、くすのき祭のあり方だと考えています。
昨年度から誘致をはじめたキッチンカーも3台から12台と大幅に拡大し、当日はお祭りムードが高まる中、今年度の学校祭実行委員会の目玉の装飾であった「くすのき神社」にも多くの来校者の方がお参りをしてくれました。しかし、このくすのき神社は1日目夜から2日目の早朝の荒天によって、想定外に破損してしまい2日目は撤去せざるをえなくなってしまったことが悔やまれます。ですが、作成した実行委員の生徒たちはリベンジに燃えており、次年度もリニューアルした神社を皆様にはお見せできるのではと考えています。
2日目の一般公開終了後には、後夜祭が行われました。これまで後夜祭もエンディングセレモニーと後夜祭という二段構成でしたが、これを一本化し昨年度に引き続き全校生徒で盛り上がりました。後夜祭のトリには委員長が全校生徒の前でスピーチを行いました。その姿は誇らしく、スピーチの終わりには40回を記念して体育館に光る風船が打ち上げられました。きらびやかに光る風船を見て、最後には感極まって涙する生徒も見受けられ、とても心に残る行事になりました。