帰国生に期待すること
- 小学校時代に過ごした国や地域、過ごした期間、現地で通っていた学校など、帰国生一人ひとりはさまざまな背景を持っています。その多様な経験やそこから来るマインドを、2月の入試で入ってきた生徒(以下、一般生)に伝え、刺激を与えてほしいと願っています。
- 帰国生のみなさんは英語が得意な人が多いと思います。入学後は一般生と同じ英語の授業を受けるので、ぜひお手本になってほしいと思います。
- 帰国生のみなさんもその他の生徒たちと交流する中で、それまでにはなかった「ものの考え方・見方」に気がつくことがあると思います。帰国生と一般生がお互いの背景や経験を交流させることで、他者を受け容れ、尊重し、新たなものを自分の中に取り入れていく姿勢を磨いてほしいと願っています。
帰国生入試について
- 出願資格は、①2025年3月に小学校を卒業見込みで、2025年4月1日時点で通学圏内に居住している児童、②海外で日本の小学校に相当する学校教育を受け、滞在期間が帰国時まで継続して1年以上の者、です。出願書類は、入学願書のほか帰国生報告書(本校所定用紙)と海外最終滞在1年分の成績表(コピー可)が必要になります。
- 試験教科は算数と英語の2教科です。
- 本校の他の入試と異なり英語が受験科目にあります。出題レベルは英検準2級程度です。文法問題、会話補充、語句整序、長文読解、テーマ型英作文を出題します。
- 算数は基本的な計算力があるか、問題を最後まで解く姿勢を持っているかを見ます。出題は各領域をまんべんなく出題します。基礎基本をしっかりと練習し、最後まであきらめずに問題を解くことに取り組むことが大切です。
- 詳細は10月の帰国生入試説明会でご説明いたします。また、2024年度入試の振り返り動画を 入試結果報告・入試問題のページにアップしておりますので、ご視聴ください。
帰国生の学校生活
- クラス編成・授業体制は一般生と区別はしません。まずは、6年間を過ごす本校の雰囲気や生活に慣れ、部活動等を通して仲間づくりをしてほしいと願っています。
- 英語についても通常の授業では一般生と区別はしていませんが、中学1~2年生では週1回放課後にネイティブ教員による希望者対象のディスカッションクラスがあります。中学3年・高校1年生では、習熟度別授業の上位クラスに所属することが想定されます。
- 帰国生向けの補習(理科や社会など)は行っていませんが、学級担任と授業担当者が連携して、必要に応じて個別にサポートする場合があります。
<帰国入試に関するお問い合わせ>
神奈川大学附属中・高等学校
電話:045-934-6211
メール:fuzoku-koho@kanagawa-u.ac.jp