教育紹介Education

6年間の学習

カリキュラムの特徴

  • 6年間を通して、国公立大学進学を見据えたカリキュラムを編成しています。
  • 中学段階では、英語、数学、国語の時間数を増やしながらも、実技教科も含めてバランスよく学びます。
  • 中学3年生・高校1年生の「探究の時間」では、自分たちで「問い」を立て、研究方法を学びながら、主体性や協働性を磨きます。「探究の時間」を通じて「何を学び、なぜ学ぶのか」に向き合うことで、自らの進路につなげていきます。
  • 高校では、大学受験を見据えて2年生から文系・理系に分かれた授業を展開します。3年生では英語や体育など全員共通の科目に加えて、進路に応じたさまざまな選択科目を学びます。2024年度より段階的に、高校2年生以上においてI型・II型のコース制を導入します。I型は東大、東工大、一橋大、旧帝大を目指すコース、II型は難関国立大、難関私大(早慶)を目指すコースです。

WT(WeeklyTest)による学習サイクルと学習習慣の確立
(中学1年生・2年生:英語・数学)

  • 毎週月曜日1時限に英語と数学のWT(WeeklyTest)を実施しています。WTとは前週に学習した基礎的内容が理解できているかを確認するためのテストで、その結果が不十分と判断された場合は、放課後に指名による「勉強会」(補習)に参加し、学び直しを行います。
  • 生徒は、W Tに取り組む中で「授業→復習・宿題・W Tの準備→不十分ならば勉強会→授業→...」という学習サイクルと学習習慣を確立していきます。

英語・数学での少人数習熟度別授業(中学1年生~高校1年生)

  • 中学1・2年生の英語と数学の授業では、1つのクラスを2分割した少人数授業を展開しています。生徒一人ひとりの理解度やつまずきを把握し、手厚いサポートをしています。
  • 中学3年生では、大学受験に直結した高校の内容を学習します。そこで、中学3年生・高校1年生では2つのクラスを3分割(1授業クラスあたり25名程度)する「少人数」とともに、1つを上位クラス、2つを標準クラスとする「習熟度別」の授業を展開します。これにより、上位層の伸長を図りつつ、一人ひとりを手厚くサポートします。

実践的な英語の授業・学習について

  • 近年、多くの大学が一般入試において英語外部検定を活用しており、今後もその活用が拡大していくことが予想されます。本校では、実用英語技能検定を導入し、英語4技能(読む・聞く・書く・話す)の伸長に中学1年生から取り組みます。
  • 中学1年生~高校1年生では週に1回、英語圏出身のネイティブ教員が担当する「英会話」の授業を行っています。この授業では生徒の英語コミュニケーションの機会が増えるよう、1クラスを2分割して展開しています。
  • 高校1年生では「英会話」の授業に加えて、「オンライン英会話」の授業も行っています。また、他学年の生徒も希望制で放課後の「オンライン英会話講習」を受講することができます。

放課後自習室学習支援プログラム

  • 本校ではこれまでも生徒や保護者に「塾に行かなくても大丈夫です」と伝えてきましたが、高校2年生頃から一定数の生徒が通塾するという現実がありました。その理由の多くが「最寄りの駅・沿線での自習スペースの確保」であったため、これまでの自習室の運用を大幅に見直し、放課後自習室学習支援プログラムを始めることとしました。
  • このプログラムの目的は、学校完結型・自律型の学習環境をつくり、生徒の学校生活・学習を支援することにあります。放課後、4号館という校舎をまるごと自習室とし、中学1年生~高校3年生まで利用することができます。自習とともに、必要に応じて本校卒業生の大学生・大学院生を含めた学習コーチのサポートを受けることもできます。
  • 中学1・2年生は19:00まで、中学3年生~高校2年生は20:00まで、高校3年生は21:00まで利用することができます。これにより、中学生は「部活動の後に復習・宿題などの学習を学校で完結させる」ことができ、高校生は部活動と両立しながら、「自らの進路実現に向けて、学校でとことん取り組む」ことができる環境が整いました。

勉強会(補習)・講習

  • 中学1・2年生の英語と数学ではWTによる毎週の勉強会とともに、長期休業中にも指名制の補習を行い、学習内容の理解と定着を支援しています。中学3年生・高校1年生でも、必要に応じて補習的な内容の基礎講習を実施し、同様の支援を行っています。
  • 中学3年生からは、通年講習(放課後)や長期休業中の講習が希望制で開講されます。通常の授業では扱わないより高いレベルの内容や、大学入試に直結する内容に取り組みます。通年講習は約20講座、夏期講習は約50講座開講されます。なお、長期休業中に補習講習期間を設定し、補習講習は午前に、部活動等は午後に行っています。
  • 中学3年生・高校1年生では、成績上位者(希望者)を対象に夏期特別講習を実施しています。
  • 講習は、中学3年生・高校1年生では英語と数学が中心ですが、高校2年生以降では、大学受験を見据えたさまざまな講座、例えば「英作文添削コース」「数学III入試問題演習」「国公立2次対策現代文」「分子生物学実験」「日本史重要史料の確認と演習」などが設けられています。

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