私は塾に通わずに大学受験へ挑みました。決して成績が良いとは言えない私を、先生方はきっと気にかけながらも、最後まで温かく見守ってくださったのだと思います。自己流の勉強に行き詰まることもありましたが、そのたびに学習方法や志望校選びについて親身にアドバイスをいただき、手厚く支えていただきました。
また、学校で自習をともにした友人たちの存在も大きな支えでした。文系・理系や志望校の違いを越えて放課後や空き時間に教室に集まり、それぞれの目標に向かって机に向かう毎日。高校3年生の夏まで部活動を続けていた私は、なかなか受験モードに切り替えられず焦りを感じることもありました。しかし、同じ空間で努力を重ねる仲間たちの姿に刺激を受け、最後まで諦めることなく走り抜くことができました。
この経験を通して身についた「学び続ける習慣」は、現在の仕事にも活きていると思います。新幹線の車掌は、お客様を安全かつ快適に目的地までお送りする責任ある仕事です。車両の仕組みからきっぷの取扱いまで、幅広い知識が求められます。事前にしっかり準備を行い、疑問点を一つひとつ解消してから業務に臨む姿勢は、安全で快適な運行を支える大切な土台となっています。