中3 奈良・京都校外学習が実施されました

中学３年生は、12月17日から20日まで奈良・京都校外学習へ出掛けました。「みんなでつくる校外学習」を合い言葉に、生徒は班ごとに事前に計画を立て、４日間、自主行動で奈良・京都を巡りました。
初日は雪も心配されましたが、明日香村は私たちの心配を払拭するような暖かさでした。生徒たちはやわらかい陽を浴びながら、サイクリングで「国のはじまりの地」を散策しました。２日目は、時代を追うように奈良盆地南部の橿原市から、斑鳩、奈良市、宇治市を経由して京都市の宿まで班別に行動しました。行く場所は班によってさまざまでしたが、興福寺国宝館にはすべての班が訪れました。国宝の数々に圧倒されるかのように、じっくりと鑑賞する姿が印象的でした。３日目・４日目は、京都市内をガイドブックを片手にバスと徒歩で巡りました。寺社や町並みなど、行って、見て、その素晴らしさを肌で感じることができたようです。また、外国人観光客や地元に方々にインタビューをするなど、「現地でこそ得られる情報」を積極的に集めていました。
４日間、各々で設定した研究テーマについて、限られた時間内でどう情報を収集するのか。また、班の中でコミュニケーションを取りながら、トラブルに直面した際、どう対応するのか。「楽しい」だけでなく、個人としても集団としても、「もう1つ、+α」の成長がみられた校外学習でした。