高1　沖縄校外学習が実施されました

12月17日(木)から3泊4日の日程で28期生の沖縄校外学習が実施されました。4月からクラス内で発表班を組み、その発表内容について話し合いを始めました。そして、その発表班のメンバーが「自然」「観光・産業」「歴史・文化」の3観点に分かれ、その観点ごとにクラスの枠を越えて行動班を作りました。3・4日めの自由行動はこの行動班で計画しました。沖縄での4日間全てが好天に恵まれ、きれいな海と空を見ながら活動することができました。
初日は学年全体での平和学習を行いました。ひめゆり平和祈念資料館では、ひめゆり学徒隊に参加された方の映像を交えながら、当時の様子を聞くことができました。戦禍の中にいるようで話を聞く生徒の表情は真剣でした。
2日めは「北部コース」「南部コース」「座間味コース」の3つのコースに分かれ、見学や体験をしました。「北部コース」では美ら海水族館見学やマングローブ林観察、「南部コース」では大渡海岸での琉球大学大学院生による講習やガマの見学などをしました。「座間味コース」は高速船欠航のため残念ながらコース変更となり、美ら海水族館見学やシーサーの絵付けなどを体験しました。現地の方々に直接話を聞き、実際に目にして感じる体験がたくさんありました。夕食はコースごにとりました。
3日めは行動班ごとにタクシーに乗り、事前に立てた計画をもとに活動しました。基地見学に行った班も多くありました。各班の終着点はフェリー乗り場で、全員が船に乗り込みサンセットクルージングを楽しみました。夕日が海に沈む美しさは息を吞むほどでした。飛び入りでのバンド演奏などもあり、学年が一つにまとまった最後の夜となりました。
最終日は「ゆいレール」周辺で活動しました。首里城、 国際通りなどでグループ発表のために街頭アンケートを取る様子なども多く見られました。飛行機の集合時間に 遅れる班もなく、無事に帰航することができました。事後学習では、発表班のテーマに沿った話し合いを進め、プレゼンテーションを行います。沖縄校外学習中に 行動班で発見した事柄や、毎夜発表班で集まって話し合った内容などを元にまとめていきます。沖縄での様々な思い出と、校外学習の集大成として、素晴らしいプレゼンテーションをしてくれることを期待しています。