くすのき祭festival

第31回 くすのき祭 Bubble~溢れる想い~

9月26日(土)・27日(日)の2日間、第31回くすのき祭が開催されました。昨年で「虹の7年計画」が無事フィナーレを迎え、今年は新たな一歩を踏み出す年となりました。

4月の実行委員会始動直後からテーマ設定に着手し、今年のテーマは「Bubble~溢れる想い~」と決定しました。Bubbleという単語は「泡」という意味とともに、「(喜びなどに)満ち溢れる」という意味も持ち合わせています。くすのき祭に関わったすべての人が喜びに満ち溢れる学校祭となるように、との想いを込めて選定しました。

今年は、「くすのき祭の新たな一歩を踏み出す」という合言葉のもと、装飾にも変化を加えました。まずは、「虹の7年計画」において定番となっていた船のオブジェを「卒業」し、新たに南門から集会場にかけての装飾に着手しました。これは、近年増加傾向にある南門からの来校者の方々をもっと盛大に迎えたい、という実行委員の想いが形となったものです。具体的には、例年、正門のみに設置されていた看板を南門にも設置し、集会場へと向かう坂道には風車を、さらには集会場に「ふぞっきー」と「Bubble」の立体文字、そして1号館と3号館を結ぶ渡り廊下にネットで作った垂れ幕を設置しました。

今年の準備は、例年以上に中学生の活躍が目立ちました。放課後や休日にコツコツと装飾の作業に取り組む姿はとても頼もしく感じられました。準備期間の終盤には、くすのき祭当日の悪天候が予想される状況となり、オブジェに雨対策の加工を施す必要が生じましたが、そのような状況にも実行委員は臨機応変に対応してくれました。

くすのき祭1日目は、早朝まで雨が降る状況でしたが、一般公開の時には雨もあがり、開場を待つ来校者の列が昇降口前から銀杏並木の途中まで伸びるほどの盛況でした。2日目の昼頃には、ようやく天気も晴れ模様となり、昇降口前では、模擬店の商品を買い求める多くの来校者で賑わっていました。今年度の来校者数は8503名となり、昨年の9412名には届きませんでしたが、2日間通して大きな混乱もなく無事に一般公開を終えることができました。

後夜祭では表彰が行われ、今年度新設された『企画CM賞』は音楽部が受賞しました。審査は、実行委員幹部が担当しましたが、各企画のクオリティの高さに、順位をつけるのに頭を悩ませていました。

後夜祭のラストは、毎年恒例のダンス&軽音同好会によるパフォーマンスでした。参加した高校生たちは、この数日間の疲れを吹き飛ばすかのように大いに盛り上がっていました。

今年のくすのき祭において優れていた点は、18時完全下校が達成されたことです。今年は実行委員の計画的かつスムーズな後夜祭運営、そして何よりも高校生の意識の高さが示された結果となり、生徒たちの成長を感じることができました。このような良き伝統を今後のくすのき祭にも引き継いでいって欲しい。これが、教員一同が抱くくすのき祭への『想い』です。

順位 学年・クラス 氏名
1位 2年5組 中島 航
2位 2年4組 門間 令夏
3位 2年5組 伊林 玲奈
大賞
高校演劇部
サイダー
ドラマチック
装飾賞
高校2年
お化け屋敷
フタツメサガシ
企画CM賞
音楽部
はじけろ! フェスティバル コンサート2015
部門賞 部活動/同好会 部門
音楽部
はじけろ! フェスティバル コンサート2015
部門賞 劇/パフォーマンス部門
高校2年演劇
MINNA MIA!
部門賞 展示/アトラクション部門
高校1年1組
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学校祭実行委員
学校祭実行委員

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